【Q】血管透過性は、炎症の急性期に亢進する。(〇or×)

答え 〇

血管透過性は、炎症の急性期に亢進する。

血管透過性とは、血管の壁の通りやすさのことです。
血管の壁は普段から、水や小さな物質を通していますが、たんぱく質など大きな物質は通れないようになっています。

ところが炎症が起こると、その場所に白血球などを届ける必要が出てきます。
(白血球は普段から血中にいる)
このタイミングで血管の壁は広がり、物質を通しやすくなります。
(血中の白血球を、炎症が起こっている細胞に届ける必要がある)
これを「血管透過性が亢進している」と呼びます。

血管透過性に関しては、炎症のときにどうなるか?(→亢進する)という問題がほとんどです。

今日も勉強おつかれさまです!