【銅の欠乏/過剰症】(34回118番5)

正解したい基礎問題

ビタミン,ミネラルの欠乏により生じる疾患の組合せである。
銅 — ウィルソン病
(〇 or ×)

【考えるヒント】
栄養素には、欠乏と過剰がありました。

 ×

銅の欠乏は、メンケス病


はカラダに必要なミネラルの一種です。

カラダは、体内の栄養素量を一定に保ちたい!という性格をしています。
なので、体内量は少なすぎても多すぎても困ります。

銅も同じで、少ないと欠乏症、
多いと過剰症が起こってしまいます。

銅の代表的な欠乏症には、
メンケス病」があります。

銅の輸送がうまくできなくなる遺伝疾患で、体内の銅が欠乏します。

ゴロ合わせ。
「けっこう面倒です。」
  欠 乏 メン 銅 ケス

対して過剰症には
ウィルソン病」があります。

銅の排泄が障害されることで体内に蓄積する、こちらも遺伝疾患です。

ゴロ合わせ。
「どうにか売るぞ!」
 銅  過ウィル ソ

試験的なお話。

ウィルソン病って確か銅の話だったよな?

これだと間違ってしまうので、銅の欠乏と過剰どちらで起こるか??

試験ではここまで把握しておくことが大切です。(^^
(他のビタミンやミネラルも同様)