【Q】アンジオテンシンⅡは、アルドステロンの分泌を抑制する。(〇or×)

答え ×

アンジオテンシンⅡは、アルドステロンの分泌を促進する。

カラダには、下がった血圧を上げるというシステムが備わっています。
その1つが「レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系」というシステムです。

【レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系】

アンジオテンシノーゲン
 ↓(←レニンが変換)
アンジオテンシンⅠ
 ↓(←アンジオテンシン変換酵素が変換)
アンジオテンシンⅡ
 ↓
血管を収縮させる(血圧上昇)
アルドステロンの分泌促進
 ↓
ナトリウム・水の再吸収促進(血圧上昇)
カリウムの排泄促進

アンジオテンシンⅡは、このシステムに登場する物質の1つです。
アンジオテンシンⅠから変換されて作られ、強力な血管収縮作用と、アルドステロンの分泌促進作用をもちます。

アルドステロン(というホルモン)は腎臓に働きかけ、ナトリウムの再吸収促進やカリウムの排泄促進を行います。(血圧を上昇させる作用)

腎臓はこのような調節を受け、仕事量を変化させています。

腎臓に影響を与えるアンジオテンシンⅡを知っていますか?という問題でした。

今日も勉強おつかれさまです!