答え ×
肝硬変では、プロトロンビン時間が延長する。
プロトロンビン時間とは、血液凝固機能を判断する指標です。
「血漿にトロンボプラスチンとカルシウムイオンを加えて、フィブリンができるまでの時間」と説明されます。
フィブリンは止血に関わる物質なので、ようはいかに早くこの物質が作れるか?を測定しています。(早い方がいい)
ふだん肝臓では、この血液凝固に関わる物質を作っています。
そのため肝機能が低下する肝硬変では、血液凝固に関わる物質の生産能力が低下し、血液凝固機能が低下します。
プロトロンビン時間で考えると、血液が固まるまでの時間が「長く」なります。
肝臓と血液凝固の関係性と、プロトロンビン時間は長くなる方が好ましくないことを知っていますか?という問題でした。
今日も勉強おつかれさまです!
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