答え ×
尿酸結石の予防には、尿をアルカリ化する。
尿酸は、pHが低下すると(つまり酸性よりになると)結晶となって析出するという特徴があります。(尿酸結石という状態)
この結石が腎臓(尿を捨てる道)でできれば、尿路結石となり、激しい痛みを起こします。
酸性でできやすく、アルカリ性ではできにくい(つまり溶けている状態でいてくれる)ので、
「尿酸結石の予防」には、尿をアルカリ化するのが正解です。
尿酸とpHの関係を知っていますか?という問題でした。
・注意点
pH(酸性・アルカリ性を示す指標)は、血液の値はほぼ変動しません。
常に一定に保たれており、少しでも酸性に傾けばアシドーシス、アルカリ性に傾けばアルカローシスになります。
対して尿中の値は振れ幅が大きく、ある程度酸性・アルカリ性へと変動します。
今回の話は尿中のことなので、血中と混ざらないよう注意です。
今日も勉強おつかれさまです!
関連するmarcyノート