答え ×
小腸は、カイロミクロンを分泌する。
肝臓は、VLDLなどを分泌する。
カイロミクロン(キロミクロン)やVLDLは、血中で脂質を運ぶリポたんぱく質の名前です。
血液という水の中を、脂質という油をうまく運ぶためには、リポたんぱく質というトラックに載せる必要があります。
このリポたんぱく質(トラック)にはいくつか種類があり、何を運ぶか?どこを運ぶか?で担当が変わっています。
今回注目すべきは、
カイロミクロンとVLDLは、「主にトリグリセリドという脂質を運ぶ」という点は同じですが、合成される場所とルートが違うという点です。
カイロミクロンは食事由来の脂質を運ぶので、小腸で合成されます。
対してVLDLは肝臓で合成された脂質を運ぶので、肝臓で合成されます。
よって、リポたんぱく質の種類(名前)と特徴を把握していますか?肝臓と小腸で混ざっていませんか?という問題でした。
今日も勉強おつかれさまです!
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