【Q】糖尿病治療薬とその作用の組合せである。ビグアナイド薬 — 肝臓での糖新生の抑制(〇or×)

答え 〇

ビグアナイド薬 — 肝臓での糖新生の抑制

ビグアナイド薬は、インスリン抵抗性の改善、肝臓での糖新生の抑制、小腸からの糖の吸収抑制などの作用をもつ薬です。

糖新生とは、糖以外の物質(アミノ酸や乳酸)から糖を作ることです。
通常、血糖値が下がってしまった場合などには、この代謝が進むことで血液に糖を供給します。

つまり糖新生は、血糖値で考えると「上昇させる」という代謝なので、糖尿病の場合は抑えたい(止めたい)ものです。

ビグアナイド薬には、この代謝を抑制することで、血糖値を下げる(上げない)という作用があります。

今日も勉強おつかれさまです!