【Q】栄養アセスメントの項目と病態の組合せである。血清トランスサイレチン — 鉄の欠乏(〇or×)

答え ×

血清トランスサイレチン — たんぱく質の栄養状態(の低下)

トランスサイレチン(別名/プレアルブミン)は、主に肝臓で合成されるたんぱく質の1つです。とても半減期が短い(作って壊れてのサイクルが早い)ので、短期間のたんぱく質栄養状態のアセスメントに使われます。
(ラピッドターンオーバープロテイン(RTP)の1つ。)

たんぱく質の栄養状態が悪くなれば、すぐ血清トランスサイレチンの値も下がります。

ちなみに鉄の欠乏は、血清鉄や、血清フェリチン(貯蔵鉄)の値で判断されます。

トランスサイレチンは鉄とは関係していなかった、というイメージが大切です。

今日も勉強おつかれさまです!