答え ×
ミカエリス定数(Km)が小さいほど、酵素と基質の親和性が高い。
ミカエリス定数とは、酵素と基質の親和性を表す指標です。
(仲良さ度を表すイメージ)
ここでの基質とは、酵素が働く物質のことです。
例えば「でんぷんを分解する」という反応であれば、でんぷんが基質、アミラーゼが酵素となります。
酵素は、基質と出合い、結合することでその効力を発揮します。
つまりスムーズに結合する方が(仲がいい方が)すばやく仕事ができます。これを「親和性」という言葉で表します。
ミカエリス定数の決め方にはさまざまな条件がありますが、まず知っておくべきことは、
・ミカエリス定数が大きいと、酵素と基質の親和性が低い(仲が悪い)
・ミカエリス定数が小さいと、酵素と基質の親和性が高い(仲が良い)
という特徴です。
ミカエリス定数が小さい(親和性が高い)は、
少ない基質の量で、化学反応が素早く起こることを意味します。
指標(ミカエリス定数)の大きい・小さいと、
結果(親和性)の高い・低いが逆になっていることがポイントです。
今日も勉強おつかれさまです!
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