答え 〇
リフィーディング(refeeding)症候群の評価には、血清リン値を用いる。
リフィーディング症候群(リフィーディングシンドローム)とは、低栄養状態になっている患者に対して一気に栄養素を補給することで起こる、体内の電解質バランス異常です。
主な症状として、低カリウム血症、低リン血症、低マグネシウム血症や、不整脈が起こります。(死に至る場合もある。)
栄養素を補給するのに「低~血症」となるのはやや不思議ですが、これは一気に栄養素(特にグルコース)を補給することで、栄養素や電解質が血中から細胞の中に入ってしまい、その結果血液中の値が下がってしまうという仕組みです。
よって対策としては、少しずつ栄養素を補給するという方法がとられます。
リフィーディング症候群の評価ではリンの値も変動するので、「モニタリングには、血清リン値を用いる」となります。
ここでは、下がるとまずい、という判断です。
今日も勉強おつかれさまです!
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