【Q】喫煙は、くも膜下出血のリスク因子である。(〇or×)

答え 〇

喫煙は、くも膜下出血のリスク因子である

くも膜下出血とは、脳を保護する膜の間に出血が起こることです。
(くも膜の下にある間を「くも膜下腔」と呼ぶ。)

くも膜下「出血」なので、原因は血管(動脈瘤というこぶ)が破れることです。
今回はこのリスクとして、喫煙は含まれるか?という問題。

答えは〇で、タバコに含まれる成分には血管に作用するものがあるので、喫煙者はリスクが増加します。(他に、高血圧や過剰飲酒もリスクになる。)

またイメージの通り喫煙のリスクは幅広く、
・低出生体重児のリスク
・歯周病・歯周疾患のリスク
・脳梗塞のリスク因子
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺気腫のリスク
・乳児突然死症候群のリスク

として過去問に登場しています。

リスクとなるのは「呼吸器疾患だけではない」というイメージがポイントです。

今日も勉強おつかれさまです!