【Q】アルドステロンの過剰分泌により、代謝性アルカローシスが起きる。(〇or×)

答え 〇

アルドステロンの過剰分泌により、代謝性アルカローシスが起きる。

アルドステロンとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの名前です。
試験では主に、尿からのナトリウム再吸収を促進(同時にカリウム排泄を促進)することで、血圧を上げるホルモンとして登場します。

そんなアルドステロンには、もうひとつ別の仕事があります。
それが、pHの調節です。

アルドステロンは、水素イオンの排泄促進、重炭酸イオンの再吸収促進という仕事もしています。(カンタンに言うと、酸を捨てる・アルカリを拾う)
(これは覚えるしかない)

今回も問題は、このアルドステロンの分泌が過剰になっているという状態です。
「酸を捨てる・アルカリを拾う」という仕事がふだん以上に働くので、体内の酸は減り、アルカリは増えます

よって、アルカローシスが起こります。
また、代謝が変化しているので「代謝性アルカローシス」となります。

今日も勉強おつかれさまです!