答え ×
セカンドメッセンジャーは、細胞内の情報伝達に働く。
血液に乗ってやってきたホルモンが受容体に結合したあと、実はもう一段階奥まで情報を伝える必要があります。
これを担当するのが、「セカンドメッセンジャー」という存在です。
(ホルモンが運んできた情報をさらに伝えるという第二走者なので、セカンドメッセンジャーという名前。よって、ホルモンなど第一走者にあたるものを「ファーストメッセンジャー」とも呼ぶ)
「全体の流れ」
内分泌細胞
↓
ホルモン(ファーストメッセンジャー)を血液に分泌
↓
血液を流れ、目的とする細胞に到着
↓
ホルモン受容体に結合する
↓
セカンドメッセンジャーが情報をさらに細胞内部に伝える
↓
代謝が調節される
セカンドメッセンジャーとして登場するのは、「cAMP(サイクリックAMP)」「イノシトール三リン酸」といった名前の物質です。
よって、「セカンドメッセンジャーは、細胞内の情報伝達に働く」
対して「細胞間の情報伝達に働くのは、ホルモン(ファーストメッセンジャー)」という理解になります。
今日も勉強おつかれさまです!