アミノ酸・たんぱく質・糖質の代謝に関する記述である。
ロイシンは、糖原性アミノ酸である。
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糖原性アミノ酸とセットで出てくるやつといえば、
ケト原性アミノ酸がある。
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ロイシンは、ケト原性アミノ酸である。
アミノ酸は変換できる
アミノ酸という栄養素は、体内で他の物質に変換することができます。
グルコースなどの糖になることができるアミノ酸を「糖原性アミノ酸」
ケトン体などになることができるアミノ酸を「ケト原性アミノ酸」と呼びます。
どんなものに変換されるのか?という視点での、アミノ酸の分類名です。
ロイシンはケト
ロイシンというアミノ酸は、このうち「ケト原性アミノ酸」 に分類されます。
つまり、代謝されてケトン体などになれるアミノ酸です。
「あ、ということは、‘逆に考えれば糖にはなれない’ってこと?」と考えた鋭いあなた。
その通りです。ただし注意点があるので確認をお願いします。
両方もあり
糖原性アミノ酸
多くのアミノ酸
ケト原性アミノ酸
ロイシン、リシン
糖原性かつケト原性
チロシン、フェニルアラニン、
トリプトファン、イソロイシン
そう、「両方もアリ」なんです。
つまり先ほどの気づきに補足をすると、「ロイシンとリシンのみ、糖になることはできない」という理解になります。
ポイント!
糖に変換できないのは、
ロイシンとリシンのみ。
試験的には、まずここから覚えるのがおススメです。
だってこれを知っておけば、
Q.アスパラギン酸は糖になれる?
「アスパラギン酸の所属しらないー!でも糖になれないのはロイシンとリシンだけだったから、消去法的に考えればなれるんじゃない?」→ 正解
と、考えられます(^^
marcy
おまけ
【ケト原性アミノ酸】
ロイシン、リシン
「ロータリーで決闘。」
ロ リ ケト
(頼むから話し合いで解決してー)