畜肉に関する記述である。
筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、魚肉に比べ低い。
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筋基質たんぱく質は、肉のどんな特徴に関わるたんぱく質だった?
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筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、魚肉に比べ高い。
たんぱく質は分類されている
肉に含まれるたんぱく質は、大きく3つに分類されます。
(↓グループ名と具体的なたんぱく質名)
・筋原線維たんぱく質
(アクチンやミオシン)
・筋形質(筋漿)たんぱく質
(ミオゲンやグロブリン)
・筋基質(肉基質)たんぱく質
(コラーゲンやエラスチン)
特徴
このうち筋基質(肉基質)たんぱく質は、筋隔膜や結合組織に存在するたんぱく質のことで、肉の「硬さ」に関係します。
(筋肉組織をつなぐ部分だから「基質」という名前で、その量が硬さに関係するというイメージ。)
つまり、これが多ければ硬いし、少なければ柔らかいはずです。
では、牛肉や豚肉(畜肉)と魚の肉(魚肉)は、どちらの方が硬いでしょう??
経験から考える
そうです、畜肉の方が硬く、魚肉の方が柔らかいと思います。(魚の方が身が崩れやすい。)
よって、筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、畜肉の方が魚肉より高いということになります。
- 畜肉 約20~30%
- 魚肉 数%
ポイント!
筋基質(肉基質) = 硬さ
ここさえ思い出せれば、あとは経験から思い出せます。
肉と魚の硬さの違いは、コラーゲンの量なのか。
そんな想像をしながら食べてみると、覚えやすくなります。