【筋基質(肉基質)たんぱく質の役割。】(34回46番5)

畜肉に関する記述である。

筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、魚肉に比べ低い。
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筋基質たんぱく質は、肉のどんな特徴に関わるたんぱく質だった?

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筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、魚肉に比べ高い

たんぱく質は分類されている

肉に含まれるたんぱく質は、大きく3つに分類されます。
(↓グループ名と具体的なたんぱく質名)

筋原線維たんぱく質
 (アクチンやミオシン)

筋形質(筋漿)たんぱく質
 (ミオゲンやグロブリン)

筋基質(肉基質)たんぱく質
 (コラーゲンやエラスチン)

特徴

このうち筋基質(肉基質)たんぱく質は、筋隔膜や結合組織に存在するたんぱく質のことで、肉の「硬さ」に関係します。

(筋肉組織をつなぐ部分だから「基質」という名前で、その量が硬さに関係するというイメージ。)

つまり、これが多ければ硬いし、少なければ柔らかいはずです。

では、牛肉や豚肉(畜肉)と魚の肉(魚肉)は、どちらの方が硬いでしょう??

経験から考える

そうです、畜肉の方が硬く魚肉の方が柔らかいと思います。(魚の方が身が崩れやすい。)

よって、筋基質(肉基質)たんぱく質の割合は、畜肉の方が魚肉より高いということになります。

  • 畜肉 約20~30%
  • 魚肉 数%

ポイント!

筋基質(肉基質) = 硬さ

ここさえ思い出せれば、あとは経験から思い出せます。

肉と魚の硬さの違いは、コラーゲンの量なのか。
そんな想像をしながら食べてみると、覚えやすくなります。