正解したい基礎問題
給食経営管理におけるサブシステムとその業務の組合せである。
生産管理 — 調理作業の標準化
(〇 or ×)
【考えるヒント】
「生産管理」というシステムは何をしていそう?
〇 調理作業の標準化は、生産管理システムに含まれる。
トータルシステム
給食で登場する謎?の単語「サブシステム」。これを理解するためには、まず「トータルシステム」という考え方を知っておく必要があります。
「給食経営管理」の分野では、「適切な給食の提供という一連の流れ」を、いくつもの要素(栄養や食材、衛生、提供、お金の管理など)が関連しあいながら機能している、という考え方で捉えます。
これがトータルシステムです。
(いわば一般社会全体もトータルシステム。)
サブシステム
全体がトータルシステム。
そしてこれを構成する部門(動かすための部品)が、サブシステムです。
サブシステムには、たくさんの種類があります。
- 栄養・食事管理システム
- 食材料管理システム
- 生産管理システム
- 提供管理システム など
この内「生産管理システム」は名前の通り、給食を実際に生産(作る)部分の管理(担当)のことです。
もしここの担当になれば言わずもがな、一定の品質のものを確実に作れるように、調理工程を管理したいはずです。
そんなときの「調理作業の標準化」という視点は…きっとほしい要素です。標準化することで、誰が作っても同じように作れるようになります。
よって今回の問題は〇でした。
調理作業の標準化をすれば、生産管理のメリットとなる。
サブシステムと内容の組み合わせ問題は、その作業内容がシステム(自分の担当)に合っているかどうか?という判断です。
自分がそのサブシステム担当だったとして、この作業役立つかな?という視点で考えるのがポイントです(^^♪