【サブシステム/生産管理】(34回155番4)

正解したい基礎問題

給食経営管理におけるサブシステムとその業務の組合せである。
生産管理 — 調理作業の標準化
(〇 or ×)

【考えるヒント】
「生産管理」というシステムは何をしていそう?

  調理作業の標準化は、生産管理システムに含まれる

トータルシステム

給食で登場する謎?の単語「サブシステム」。これを理解するためには、まず「トータルシステム」という考え方を知っておく必要があります。

「給食経営管理」の分野では、「適切な給食の提供という一連の流れ」を、いくつもの要素(栄養や食材、衛生、提供、お金の管理など)が関連しあいながら機能している、という考え方で捉えます。

これがトータルシステムです。

(いわば一般社会全体もトータルシステム。)

サブシステム

全体がトータルシステム。
そしてこれを構成する部門(動かすための部品)が、サブシステムです。

サブシステムには、たくさんの種類があります。

  • 栄養・食事管理システム
  • 食材料管理システム
  • 生産管理システム
  • 提供管理システム など

この内「生産管理システム」は名前の通り、給食を実際に生産(作る)部分の管理(担当)のことです。

もしここの担当になれば言わずもがな、一定の品質のものを確実に作れるように、調理工程を管理したいはずです。

そんなときの「調理作業の標準化」という視点は…きっとほしい要素です。標準化することで、誰が作っても同じように作れるようになります。

よって今回の問題は〇でした。

ポイント

調理作業の標準化をすれば、生産管理のメリットとなる。

サブシステムと内容の組み合わせ問題は、その作業内容がシステム(自分の担当)に合っているかどうか?という判断です。

自分がそのサブシステム担当だったとして、この作業役立つかな?という視点で考えるのがポイントです(^^♪