正解したい基礎問題
粉類とその原料の組合せである。
上新粉 — もち米
(〇 or ×)
【考えるヒント】
お米の種類は、
もち米 or うるち米。
× 上新粉 — うるち米
お米
お米は、含まれるでんぷんの割合によって、「うるち米」と「もち米」に分類されています。
ご存じの通り、
ふだんのごはんは「うるち米」
お正月のおもちは「もち米」です。
そして、お米に種類があるということは、そのお米から作られる「粉」にも種類があります。
「上新粉」は、うるち米から作られます。
みたらし団子や柏餅、草餅、ういろうなどはこちらが原料。
もとはうるち米を粉にしたものを「糝粉(しんこ)」と呼び、その種類に「上糝粉」があったとのこと。
現在は、そこから改名した名前です。
対してもち米から作られる粉には、「白玉粉」や「もち粉」があります。
(少々製法が違う。)
こちらは、白玉団子や求肥、大福などに使用。
想像できる通り、もちもちした食感です。
昔は寒いときに作ったので、白玉粉を「寒ざらし粉」とも呼ぶそう。
試験勉強をすると、「うるち米」と「もち米」の違い(アミロースとアミロペクチン含量の違い)を必ず覚える場面があります。
そんなときには、粉にした時の名前も一緒に足してあげてください。
バラバラではなく一緒に覚える。
この意識が大切です(^^♪