正解したい基礎問題
アミノ酸と糖質に関する記述である。
アルギニンは、分枝アミノ酸である。
(〇 or ×)
【考えるヒント】
「分枝アミノ酸」というグループに所属するのは3つ。
× アルギニンは、分枝アミノ酸ではない。
アミノ酸
アミノ酸とは、私たちのカラダを作るたんぱく質の、材料となる栄養素です。
(アミノ酸がたくさんつながれば「たんぱく質」になる)
カラダを作るたんぱく質の材料となるアミノ酸は、20種類あります。
例えば、アルギニン、メチオニン、バリン、トリプトファン、アスパラギン酸など。
つまり「アミノ酸」とはグループ名であり、「アルギニン」や「メチオニン」が個人の名前というイメージです。
小グループ
そんなアミノ酸は、似た特徴をもつもの同士で小グループを作ることがあります。
「分枝アミノ酸」(分岐鎖アミノ酸とも言う)はそのひとつ。
この分枝アミノ酸に所属するのは
「バリン」
「ロイシン」
「イソロイシン」
という3つのアミノ酸です。
よって答えは ×
アルギニンは、たんぱく質を作るアミノ酸の一種ではありますが、「分枝アミノ酸」には所属していません。
●分枝アミノ酸
(別名/分岐鎖アミノ酸)
(英語/BCAA)
「バリン」
「ロイシン」
「イソロイシン」
の3つが所属
<特徴>
・たんぱく質を構成するアミノ酸
・全て不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)
・主に筋肉で代謝される
メープルシロップ尿症、肝硬変など病気の範囲にも登場するキーワードです(^^