正解したい基礎問題
核酸とその分解産物に関する記述である。
ヌクレオチドは、構成糖として六炭糖を含む。
(〇 or ×)
【考えるヒント】
ヌクレオチドのパーツは、
糖・塩基・リン酸。
×
ヌクレオチドは、構成糖として五炭糖を含む。
ヌクレオチドとは、
糖・塩基・リン酸の
3つのパーツからできている物質です。
なにをかくそう私たちのDNA(デオキシリボ核酸)も、
このヌクレオチドがたくさんつながってできています。
そしてヌクレオチドにも含まれる糖は、
「何個の炭素でできていますか?」
という視点で分類されていました。
- 五炭糖(別名 ペントース)<炭素5つ>
リボース
デオキシリボース
- 六炭糖(別名 ヘキソース)<炭素6つ>
グルコース
ガラクトース
フルクトース
この中で、ヌクレオチドに使われるのは、
五炭糖の2つ(リボースとデオキシリボース)です。
リボース・デオキシリボースが
五炭糖なのは暗記です。
ですが、DNAが五炭糖を持っているというのは
名前から想像できます。
DNAの本名は「デオキシリボ核酸」
「D」は「デオキシリボ」の「D」
「デオキシリボ」といえば、「デオキシリボース」
→ 五炭糖!
(ちなみにRNAの「R」も「リボース」の「R」)
暗記部分は素直に繰り返して暗記。
でも考えて判断できる部分はムリに詰め込まない。
このバランスで、覚える量を減らせます(^^