【共感的理解】(33回102番1)

正解したい基礎問題

経済的な困窮のために、「子どもに十分な食事を食べさせてあげられない」と悲嘆している親への栄養カウンセリングにおける、共感的理解を示す記述である。
「子どもに十分に食べさせてあげられないことが辛いのですね」と返す。
(〇 or ×)

【考えるヒント】
ここはシンプルに、共感して理解しているかどうか。

 

「子どもに十分に食べさせてあげられないことが辛いのですねと返す」は共感的理解である。


栄養カウンセリングを行うにあたって、
試験ではいくつかのポイント(コツ)が登場します。

共感的理解(共感的態度)もその1つで、
これは対象者の気持ちを共感・理解しようとするものです。
(そのまま。)

今回の選択肢も、「そうですよね、」と共感して返しているため、共感的理解という判断でOKです。

試験的なお話。

栄養教育論のこういった問題は、
まったく同じ文章は出ません。

よって文章をまるまる暗記するのではなく、
だいたいこういう言い方が〇になるな
という方向性をつかんでおくのがコツ。

共感的理解の場合だと、
「ですよね~」という言い方だったら〇っぽいなと判断できます。

言い換えると、
アドバイスや応援はしていないということです。