【相補的塩基】(33回20番の2)

正解したい基礎問題

核酸の構造と機能に関する記述である。
DNA鎖中でアデニンに対応する相補的塩基は、シトシンである。
(〇 or ×)

【考えるヒント】
DNAで登場する塩基は、
アデニン/チミン
グアニン/シトシンの4つ。

 ×

DNA鎖中でアデニンに対応する
相補的塩基は、チミンである。


DNAという鎖には、
塩基と呼ばれるパーツが含まれています。

塩基には4種類あり、
2人ずつのペアを作ることで、
並び順のミスを防いでいます。
(相補的塩基)

塩基のパートナーは、
アデニン(A)という塩基はチミン(T)
グアニン(G)という塩基はシトシン(C)

という組み合わせです。

試験的なお話。

物質名のペアなので、ここはもう暗記です。
略文字で覚えるならAT/CGとかがラク。
 AT→オートマ
 CG→コンピューターグラフィックみたいな。
 (GC→ゲームキューブでもあり。)
とりあえず覚えられればOK!

ちなみに、
RNA」の場合は登場人物(塩基)が少し変わります。

「チミン」の代わりに「ウラシル」になるので
AU/CGというペアに。
auは覚えやすい。