正解したい基礎問題
水道水の水質基準において、「検出されないこと」とされているものである。
「水銀」(〇 or ×)
【考えるヒント】
「検出されないこと」とは、ほんのちょっともダメ、ということ。
×
水道水の水質基準において、「検出されないこと」とされているのは、
「大腸菌」
水道水の水質は、
水道法によって決められています。
50以上ある項目の中で、
「検出されないこと」とされているのは、
現在「大腸菌」のみです。(2020年)
参考
厚生労働省 水質基準項目と基準値(51項目)
もちろん、
水銀などは気にしないという意味ではなく、
各項目に上限値(~以下にしてね)が設定されています。
これはつまり、「検出されてはいけないわけではない」
この区別がポイントです。
水質基準で「検出されないこと」は「大腸菌」。
これをベースに考えることで、
他のいかにもダメそうな項目に
惑わされないようにするのがポイントです。
- 一般細菌
- トリハロメタン
- 水銀
- 放射性セシウム
(これは飲料水の基準)
いずれも上限値の設定なので、
「検出されてはいけないわけではない」
ことにご注意を。