【水質基準】(33回3番の3)

正解したい基礎問題

水道水の水質基準において、「検出されないこと」とされているものである。
「水銀」(〇 or ×)

【考えるヒント】
「検出されないこと」とは、ほんのちょっともダメ、ということ。

 ×

水道水の水質基準において、「検出されないこと」とされているのは、
「大腸菌」


水道水の水質は、
水道法によって決められています。

50以上ある項目の中で、
「検出されないこと」とされているのは、
現在「大腸菌」のみです。(2020年)

参考
厚生労働省 水質基準項目と基準値(51項目)

もちろん、
水銀などは気にしないという意味ではなく、
各項目に上限値(~以下にしてね)が設定されています。

これはつまり、「検出されてはいけないわけではない」
この区別がポイントです。

試験的なお話。

水質基準で「検出されないこと」は「大腸菌」。

これをベースに考えることで、
他のいかにもダメそうな項目に
惑わされないようにするのがポイントです。

  • 一般細菌
  • トリハロメタン
  • 水銀
  • 放射性セシウム
    (これは飲料水の基準)

いずれも上限値の設定なので、
「検出されてはいけないわけではない」
ことにご注意を。