正解したい基礎問題
成長・発達・加齢に伴う変化に関する記述である。
塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い。
(〇 or ×)
【考えるヒント】
塩味の閾値とは、
塩味を感じる最低ラインのこと。
〇
塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い。
味の閾値(いきち)とは、
その味を感じるための最低ラインのことです。
例えば、
水に塩を3入れてもしょっぱく感じないけど、
5入れると感じた。この場合の閾値は5。
(数字はあくまで例)
つまり閾値が高いということは、
その味を感じにくいということです。
ここまでわかれば、
高齢期の方が高くなるのは想像しやすいはず。
味の閾値に関する問題は、
「高齢期で塩味の閾値が上昇する」がテッパン。
また、高齢期では味覚の機能が
全体的に低下しますが、特に落ちやすいのが塩味です。
(味覚の低下 = 閾値の上昇 なので注意)
よって、
「高齢期での味覚閾値の変化は、塩味より酸味が大きい」
これは×。
これもセットでどうぞ。