【塩味の閾値】(33回88番の4)

正解したい基礎問題

成長・発達・加齢に伴う変化に関する記述である。
塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い。
(〇 or ×)

【考えるヒント】
塩味の閾値とは、
塩味を感じる最低ラインのこと。

 

塩味の閾値は、成人期より高齢期の方が高い


味の閾値(いきち)とは、
その味を感じるための最低ラインのことです。

例えば、
水に塩を3入れてもしょっぱく感じないけど、
5入れると感じた。この場合の閾値は5。
(数字はあくまで例)

つまり閾値が高いということは、
その味を感じにくいということです。

ここまでわかれば、
高齢期の方が高くなるのは想像しやすいはず。

試験的なお話。

味の閾値に関する問題は、
高齢期で塩味の閾値が上昇するがテッパン。

また、高齢期では味覚の機能が
全体的に低下しますが、特に落ちやすいのが塩味です。
(味覚の低下 = 閾値の上昇 なので注意)

よって、
「高齢期での味覚閾値の変化は、塩味より酸味が大きい」
これは×
これもセットでどうぞ。