正解したい基礎問題
いも類に関する記述である。
さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。
(〇 or ×)
【考えるヒント】
ネバネバする食べ物は、
いくつかあったな。
×
さといもの粘性物質は、ガラクタンである。
さといも(里芋)がもっている特有のネバネバ。
あれは、ガラクタンと呼ばれる物質です。
(多糖類の一種)
また、生のさといもに触れるとかゆくなることがありますが、
あれはシュウ酸カルシウムという別の物質のしわざです。
ちなみに、誤文で登場したポリグルタミン酸は、
納豆のネバネバ成分。
今回はこことの入れ替え問題でした。
さといもの問題で登場しているのは、
粘性物質の「ガラクタン」と
かゆみ成分の「シュウ酸カルシウム」の2つです。
特徴によって物質が違うので、
さといも = ガラクタン!
と反射で答えないように注意です。
さといもの「粘性物質が」ガラクタン。
ここまでつなげることを、お忘れなく。