【さといもの粘性物質】(33回45番の5)

正解したい基礎問題

いも類に関する記述である。
さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。
(〇 or ×)

【考えるヒント】
ネバネバする食べ物は、
いくつかあったな。

 ×

さといもの粘性物質は、ガラクタンである。


さといも(里芋)がもっている特有のネバネバ。
あれは、ガラクタンと呼ばれる物質です。
(多糖類の一種)

また、生のさといもに触れるとかゆくなることがありますが、
あれはシュウ酸カルシウムという別の物質のしわざです。

ちなみに、誤文で登場したポリグルタミン酸は、
納豆のネバネバ成分。
今回はこことの入れ替え問題でした。

試験的なお話。

さといもの問題で登場しているのは、
粘性物質の「ガラクタン」と
かゆみ成分の「シュウ酸カルシウム」の2つです。

特徴によって物質が違うので、
さといも = ガラクタン!
と反射で答えないように注意です。

さといもの「粘性物質が」ガラクタン。
ここまでつなげることを、お忘れなく。