答え ×
右心不全では、全身(体循環)のうっ血をきたす。
左心不全では、肺うっ血をきたす。
うっ血とは、静脈の血液の流れがわるくなり、たまってしまう状態です。(血液の停滞)
また心不全は、名前の通り心臓の機能が果たせなくなることで、左心・右心で区別して考えられます。
・右心不全
右心の仕事は、全身からの血液を受け取り(右心房)、肺に送り出す(右心室)ことです。
もしこの機能が止まると(右心不全)、血液は右心に入れなくなり、全身に溜まります。
よって右心不全では、全身(体循環)のうっ血が起こります。
・左心不全
左心の仕事は、肺から酸素たっぷりな血液を受け取り(左心房)、全身に送り出す(左心室)ことです。
もしこの機能が止まると(左心不全)、血液を全身に送れなくなり、肺に溜まります。
よって左心不全では、肺うっ血が起こります。
(それぞれ、動かなくなった場所の1つ手前に血液が溜まるというイメージ)
心不全の状態をイメージしつつ、そもそもの血液の流れを把握できていますか?という問題でした!
今日も勉強おつかれさまです!
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