答え 〇
SGLT2阻害薬 — 腎臓での糖再吸収の抑制
SGLT2阻害薬は、腎臓から再吸収される糖を減らすことで、血糖値を下げる作用をもつ薬です。
【SGLT2】（エスジーエルティーツー）
腎臓（尿細管）にある輸送体
ふだんからグルコースを再吸収するという仕事をしている
（尿は、いったん糖などをすべて捨て、途中で必要なものを再吸収し、それでもいらなかったものが実際の尿として体外に出る、という仕組み）
健康な状態では、体外に出そうになった糖を再吸収して血管に戻すという大切な仕事をしていますが、「血糖値」という視点でみると、「上げる」という方向性です。
これは、糖尿病では抑えたい作用です。
よって、このSGLT2を阻害する薬を投与すれば、糖の再吸収が抑制され（尿から体外へ捨てられる尿が増えて）血糖値が下がります。
尿から捨てる糖の量を増やせば、血糖値は下がるよね、という納得がポイントです。
今日も勉強おつかれさまです！
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